『重曹+アロマ』

*重曹とは・・・、化学式は、NaHCO₃で、重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダ、炭酸水素ナトリウムなどとも呼ばれ、ナトリウム化合物の最もアルカリ度の弱いマイルドな物質です。

常温、常圧で安定しており、薬事法、食品衛生法、飼料添加物などの規格に適合した極めて安全性の高い物質です。 一般的な用途として、医療品(胃腸薬)、ふくらし粉、粉末粉せっけん、消化剤、清涼飲料、浴用剤、などとして使用されています。 


 <重曹の効果> 

*洗浄効果・・・アルカリ性重曹は、石鹸と同様に、油分を分解、溶解する作用があります。汚れのもとである油を分解することで洗浄効果がえられます。


 *研磨効果・・・重曹の結晶は、柔らかいので、磨くものを傷つけることなく、研磨効果がえられます。最後には、水に溶けるので、洗浄のための研磨剤として最適です。


 *脱臭効果・・・アルカリ性ですので、酸性の臭いに化学的に中和するため、脱臭効果がえられます。アルミに使うのは、厳禁で、変質し、黒ずんでしまいます。 


*発泡作用・・・入浴剤などに使用すると、血液の循環をよくし、身体を温めます。 


 <使い方>

 洗濯、えり・そでの部分洗い、ぬいぐるみ洗い、ペットのにおい、足のつかれ・・・など、たくさんありますが、わたしが日々の生活に取り入れているものから、ご紹介します。


 ⑴脱臭剤  

①小さめの空き瓶に、重曹をいれます。(写真の瓶は、ワイングラスとゆずこしょうの瓶です)

 ②お好きな精油を容器にあわせて(5滴から10滴くらい)いれます。出来上がりです。

 ③出来た瓶をトイレ、冷蔵庫、下駄箱(一番下の段に置くのがおススメ)などにおきます。

 ☆おススメ精油・・・レモン、レモングラス、グレープフルーツ、ペパーミント、ティートゥリー、ユーカリ、ラベンダー


 重曹の瓶が倒れるとたいへんなので、瓶の上に、ガーゼをおき、輪ゴムやリボンで、とめるとよいですね。

精油の香りが、なくなってしまったら、重曹をすてずに、また精油をつぎ足すか、または、その重曹を使って、お風呂掃除、トイレ掃除、玄関のタイル掃除、シンクの掃除などにも、つかってみてください。


 ⑵入浴

お風呂に入れる場合は、口に入ってしまうこともありますので、掃除用ではなく、食用の重曹をおススメします。  

入浴剤としては、血行を促進する働きがあるので、疲労回復になり、冷え性の方は、あたたまります。 プラス、その重曹に精油をいれて、アロマ入浴剤として、たのしむこともできます。

 一般的な浴槽のサイズ200㍑であれば、大さじ2~3の重曹に、精油を1~5滴いれて、混ぜてから、お湯にとかしてください。残り湯での、お風呂掃除は、重曹がはいっていることで、きれいになります。

残り湯での洗濯は、精油の種類にもよりますが、柑橘系は、色がついてしまうおそれがありますので、ご注意ください。

乳幼児と一緒に重曹アロマバスに入られる場合は、目鼻口などに、入ってしまうおそれがありますので、精油をいれないで、重曹だけにされることをおススメいたします。ご自分だけでお風呂に入れるときに、リラックス系の精油をたのしめるとよいですね。


 ☆おススメ精油・・・ラベンダー、カモミールローマン、ゼラニウム、ローズマリー、クラリセージ  

そのほか、お茶パックにいれて、靴の脱臭、生ごみを入れる前に、ごみ箱に、重曹をいれておくと脱臭効果があります。      

aroma salon 月と香り

月経リズム・ホルモンバランスに合わせたリズミカルボディⓇセラピーをメインとした、アロマテラピーサロンです。 リラクゼーション・季節にあわせたメニューもご用意しています。 精油や、ミツロウをつかったワークショップも、開催予定です。

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